

こちらは、古生代カンブリア紀の地層から産出した三葉虫、エルラシア・キンギ。13個の胸節が乱れなく整然と並び、保存状態の良さが一目で伝わります。名前の「キンギ」は研究者に由来しますが、まさに当時を代表する「王(キング)」のような存在です。最も有名な三葉虫といっても良いかもしれませんね。

米国ユタ州のウィーラー頁岩(けつがん)から産出した、非常に端正な一品です。数あるエルラシア・キンギの中でも、相当状態の良い個体です。

産地である米国ユタ州ミラード郡のハウスレンジは、三葉虫化石、特に Elrathia kingii の著名産地として知られています。こうした三葉虫は、ユート族の伝承では「小さな水生の虫」を意味するような呼び名で呼ばれ、護符として身につけられた歴史があります。

頭部を拡大すると、左右に広がる自由頬がくっきりと確認できます。この自由頬は分離しやすく、化石として残っていないことも多いですが、こちらの個体はご覧のように、完品です。

母岩の背面をご覧ください。エルラシアが含まれるウィーラー頁岩は、非常に細かな泥が堆積してできた岩石です。自然の風合いを保っており、実は裏面も見どころの一つです。

厚みは約1.5cmです。

直線距離で3.4cm。キンギとしてはかなりの大型個体です。

100円硬貨との比較です。これほどのキンギはなかなか入手できません。極上品といって差し支えない逸品です。

最初期の三葉虫の一つ、エルラシア・キンギの想像復元図です。初期の三葉虫らしく小判のような平板なフォルムが特徴的です。


価格:
商品ID:tr1402
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Millard County, Utah, U.S.A.
サイズ:本体直線距離3.4cm 母岩含め全体6.9cm×5.1cm×厚1.5cm
商品説明:【3.4cm大型美標本】消失しやすい「自由頬」まで完存。13の胸節が精緻に並ぶ、米国ユタ州産三葉虫エルラシア・キンギ(Elrathia kingii)
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる