

こちらは、米国ユタ州のカンブリア紀の地層から採集された三葉虫、エルラシア・キンギです。エルラシア・キンギは、多細胞動物が急激に多様化した、いわゆる「カンブリア爆発」の少し後に繁栄した生物の一つで、最古級の三葉虫の一つです。生命がまだ「試行錯誤」だった時代から、安定型へと移行した瞬間の生き証人のような存在です。
後の時代、デボン紀などの三葉虫に比べると派手さがなく、小判のような小さな体躯に、シンプルな胸部体節が備わった原始的な形態が魅力的です。

米国ユタ州のウィーラー層は、エルラシア・キンギの一大産地として知られています。エルラシア・キンギは、教科書や図鑑に三葉虫の代表例として紹介されることが多いので、一度は目にしたことが多い人も多いのではないでしょうか。世界でもっとも名の知れた三葉虫といっても、過言ではありません。

エルラシア・キンギが発見されたのは19世紀、アメリカ地質学黎明期と同時に発見された三葉虫の一つです。種小名のキンギは、19世紀のアメリカの地質学者、Clarence King にちなんでいます。また、属名のエルラシアは発見地域の地域名にちなみます。

裏面です。エルラシア・キンギの母岩は、いくつか種類がありますが、こちらは、よく見られるグレイカラーの頁岩です。

側面から撮影しました。エルラシア・キンギは扁平な形態をしていますので、母岩に張り付くように保存されています。

本体最大部約24ミリほどあります。

100円硬貨との比較です。元祖三葉虫とも言うべき存在、米国ユタ州産のエルラシア・キンギです。


価格:
商品ID:tr1398
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Utah, U.S.A.
サイズ:本体直線距離2.4cm 母岩含め全体4cm×2.6cm厚1.1cm
商品説明:元祖三葉虫とも言うべき存在、米国ユタ州産のエルラシア・キンギ(Elrathia kingii)
この商品は売却済みです。
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