

こちらは、モロッコ・デボン紀層で採集された三葉虫、クロタロセファルスです。右側(頭部)前方の大きな頭鞍部が特徴的で、その側部に小さな目が付いています。

頭鞍部から左右に伸びる頬棘は小さく、胸部体節の先端は、フリル(側棘)へと変化しているのも大きな特徴です。

装飾性の高い三葉虫の一つで、立体感と力強さを兼ね備えたフォルムが、多くのコレクターから高い支持を集めています。

中央の体軸は大きく盛り上がり、立体的なフォルムを形作っています。

母岩とのバランスも上々で、強度も十分です。安定的に展示ができます。

大きく突き出した頭鞍部をクローズアップしました。この部位の使いみちは明確には分かっていませんが、防御用、海底の堆積物を押しのけて潜るため、あるいは内臓が収まっていたスペースなど様々な説があります。

体節部から尾部にかけてのセクションです。丁寧にクリーニングされています。

こちらは尾部です。尾部にもフリルがあります。

裏面はフラットにカットされていて、平置き時に安定します。

本体のカーブ計測で約65ミリです。

100円硬貨との比較です。モロッコ産の人気三葉虫、クロタロセファルスです。

価格:¥9,800
商品ID:tr1384
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Lhandar Formation, Atchana, Morocco
サイズ:本体カーブ計測6.5cm 母岩含め全体6.6cm×4.8cm×高3.7cm
商品説明:立体的なフォルムで、人気のモロッコ産の三葉虫、クロタロセファルス・ギブス(Crotalocephalus gibbus)
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