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これぞ化石セブンクオリティ！複眼レンズまで完全保存された、ペディノパリオプス（Pedinopariops）の“極上”標本/古生代デボン紀（4億1000万 -- 3億6700万年前）化石セブンスマホ専用サイト

この臨場感あふれる複眼から、ご紹介しましょう。こちらは、モロッコのデボン紀の地層から採集された三葉虫、ペディノパリオプスです。自信をもっておすすめする化石セブンクオリティの一級品です。

このド迫力の頭鞍部！全体にびっしりと細かな凹凸が刻まれており、質感の良さがひと目で伝わります。

その保存状態はまさに特級。モロッコの専門プレパレーターによる緻密な仕事をご堪能ください。

ペディノパリオプスといえば、このキャタピラーのような胸部体節。今も生きているかのような、生々しいほどの迫力があります。

尾部まで一切の妥協なし。実物は写真以上の、驚愕の保存状態です。

尾部は小さく収束しています。

母岩と黒いクチクラの対比が鮮やかで、余計に本体の状態の良さが際立ちます。

左側の複眼も多数レンズが残存しています。ペディノパリオプスを含めファコプス類の三葉虫は、こうした複眼を備えています。複眼は解像度は低いものの、素早く動く物体を正確に捉えることができたと言われています。現生の虫の多くも複眼を備えており、天敵からの攻撃をいち早く感知するにはきっと非常に有効なのでしょう。