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パーフェクトと言って良い見事な保存状態を呈する、ファコプス類の三葉虫、ペディノパリオプス(Pedinopariops)の極上標本/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは約3億9000万年前、モロッコの地層から発見された三葉虫ペディノパリオプスです。非常に丁寧にクリーニングされた、極めて上質な逸品。とりわけ胸部体節の立体感は秀逸で、ファコプス類らしい造形美が存分に堪能できます。


大きく発達した頭鞍部には、無数の凹凸が美しく残されています。モロッコの専門工房に所属する熟練プリパレーターによる、精緻な刳り貫き技術が光る部分です。近づくほどに、その巧みさが際立ちます。


もともとは、ドイツのアイフェルで発見された三葉虫ですが、一般に流通しているのは、モロッコ南東部の地層からものです。こちらも、同地域のジェベル・ムラキブ産です。


愛らしい立体フォルムが印象的です。大部分が浮かし彫りされており、どの角度から眺めても見応えのある、美しい個体です。


ファコプス類といえば、特徴的な複眼。この標本の複眼は格別で、ここまで鮮明な状態は滅多に出会えません。


左側の複眼もご覧の通り、レンズひとつひとつが鮮やかにクリーニングされています。本標本の“最大の見どころ”のひとつです。複眼は現生の昆虫にも受け継がれる視覚構造で、特に素早く動く対象の把握に優れるといわれています。4億年近く姿を変えずに残り続けた視覚構造……それ自体が驚異と言えるでしょう。


大きく前方に突き出した頭鞍部。その用途は、海底の土を掘るためだったとか、内臓が保存されていたとか、天敵に対抗するためだったとか、様々な説があります。


キャタピラーのように、側棘が規則正しく重なり合っています。この連なりが、全体の造形美をさらに引き立てています。


裏面はほぼ平らで、平置き時に安定するようになっています。


側面から見ると、立体感がより鮮明に分かります。


約10センチの母斑に約66ミリの本体が鎮座しています。


100円硬貨との比較です。パーフェクトと言ってよい保存状態を誇る、ファコプス類三葉虫、ペディノパリオプスの極上標本です。

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価格

商品ID:tr1370

時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)

産地:Jebel Mrakib, Morocco 

サイズ:本体カーブ計測6.6cm 母岩含め全体10.4cm×8cm×高4.5.cm

商品説明:パーフェクトと言って良い見事な保存状態を呈する、ファコプス類の三葉虫、ペディノパリオプス(Pedinopariops)の極上標本

この商品は売却済みです。

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