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好サイズ、保存状態は極めて良好、個性的なポーズで、コレクターズアイテムと言うにふさわしい、見事なパラレジュルス・ハムラグダディカス(Paralejurus hamlagdadicus)/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは、モロッコ・アンチアトラス山脈・アルニフで採集された三葉虫、パラレジュルスの化石です。見る者を一瞬で引きつけるユニークなポーズが魅力的で、特徴的な非常に幅が広く平滑な尾部が、よりいっそう際立って見えます。


パラレジュルスは棘などの装飾が少ないものの、フォルムそのものが独特で、他とは一線を画しているため、すぐに判別ができます。体節は10本前後と非常にシンプルで、縁部にかけてはフリル状に伸びており、これは底生生活に適した構造だと考えられます。


頭部から撮影した1枚。何とも愛嬌のある顔つき、非常に大きな尾部を同時に拝める面白いポーズです。


欧州でもわずかに産出しますが、やはり有名なのは、モロッコの三葉虫の聖地ともいえるアルニフでしょう。この地域にはデボン紀の地層が広がり、三葉虫の密集層として知られています。保存状態が非常によく、美観に優れた個体が多く発見されます。ただし、その仕上がりは最終的にプリパレーターの技術に依るところが大きく、こちらの個体はモロッコの専門工房でベテラン職人の手によってクリーニングされた作品です。ご覧のように、芸術性さえ兼ね備えた見事な逸品に仕上げられています。


パラレジュルスでは、このように背を反らしたような個体がまれに発見されますが、逆方向、つまり腹部を縮めるような、いわゆるエンロール姿勢の個体はあまり見られません。反るタイプの三葉虫は珍しいので、余計に個性的ですね。


眼は頭部から浮き出るように付いています。頬棘が存在しない点でも、一般的な三葉虫とは明瞭に異なります。


体節部は中央軸が幅広く、小山のように盛り上がっている一方で、フリルは下方に湾曲しています。全体的に厚みがあり、立体的なフォルムをしてます。


パラレジュルスのシンボルともいえる大きな尾部。広く平滑で、体節との境界ははっきりしているものの、自然に融合している印象です。表面には浅い放射状の溝が広がっており、同じく尾部が特徴的な類縁種スクテラム(Scutellum)に比べると、溝は浅く、よりフラットなのが特徴です。


尾部は母岩にしっかりと保持されていますので、十分な強度があります。


裏面は平らに整えられており、安定して展示できます。


本体のカーブに沿って約86ミリに達する大型の個体です。※通常は6〜7センチ程度の個体が多いです。


100円硬貨との比較写真です。好サイズで保存状態も極めて良好。個性的なポーズで、コレクターズアイテムと言うにふさわしい見事なパラレジュルスです。

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価格

商品ID:tr1353

時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)

産地:Alnif, Morocco

サイズ:本体カーブ計測8.6cm 母岩含め全体7.5cm×6.5cm×高7.1cm

商品説明:好サイズ、保存状態は極めて良好、個性的なポーズで、コレクターズアイテムと言うにふさわしい、見事なパラレジュルス・ハムラグダディカス(Paralejurus hamlagdadicus)

この商品は売却済みです。

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