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ビッグサイズ!ハイレベルなクリーニングにご注目!特別なルートで仕入れられたモロッコニテス(Morocconites)の極上標本/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは、極上と言ってよい保存状態を誇る、モロッコ産の三葉虫・モロッコニテスです。


モロッコニテスといえば、頭部前縁中央から前上方へ湾曲しながら伸びる細長い突起が特徴です。これを「ロストラム」と呼びます。こちらの標本でも、そのロストラムが見事に保存されています。


この個体は、特にロストラムの向きが上方に反っており、まさに教科書的な姿を示しています。頭鞍部の輪郭は角ばっており、丸みよりもむしろ五角形に近い形状です。頬棘がほとんど存在しない点も特徴のひとつです。


非常に大きな複眼をもち、その内部は多数の角膜をもつレンズで構成されています。これは、ファコプス目に属する三葉虫に共通する特徴です。本個体はクリーニング技術がとりわけ優れており、まさに“極上”と呼ぶにふさわしい保存状態を保っています。通常のルートでは入手が難しい、一級標本です。


複眼部分をクローズアップしました。微細なレンズひとつひとつまで、見事に保存されている点にご注目ください。ロストラムの上向きの角度も、この一枚からご確認いただけます。


さらに複眼をクローズアップしました。ご覧のとおり、モロッコニテスの大きな眼は多数の小レンズからなる集合体です。複眼は、現生の昆虫にも受け継がれている視覚構造で、解像度こそ高くはないものの、広い視野と動く物体を素早くとらえる能力に優れています。天敵が増えたデボン紀の海を生き抜くうえで、非常に適した構造だったと言えるでしょう。


それにしても、緻密な体節です。モロッコニテスの体節は、縁が丸みを帯び、長い側方棘(フリル)を持たないのが特徴です。装飾を排したシンプルな形で、力強さを感じさせます。


反対側の頭鞍部と複眼、そして体節のセクションです。


縁の細部まで、非常に丁寧にクリーニングされています。長年の経験と高い技術が生み出す、まさに職人技の一品です。


どの部位も隅々まで丁寧にクリーニングされています。


モロッコニテスの象徴ともいえる特徴的なロストラムが際立つ標本です。


母岩には十分な厚みがあり、標本本体をしっかりと支えています。


底面はフラットにカットされているため、平置きした際にも安定します。


左右約10センチの母岩の上に、カーブ計測で約77ミリに達する大型のモロッコニテスが鎮座しています。


100円硬貨との比較写真です。まさに美品!ハイレベルなクリーニングが施された、モロッコニテスの極上標本です。

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価格

商品ID:tr1348

時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)

産地:Tazoulait Formation, Ofaten, Morocco

サイズ:本体カーブ計測7.7cm 母岩含め全体10cm×8cm×高6.2cm 

商品説明:ビッグサイズ!ハイレベルなクリーニングにご注目!特別なルートで仕入れられたモロッコニテス(Morocconites)の極上標本

この商品は売却済みです。

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