こちらは、モロッコのオルドビス紀の地層から採集された三葉虫、カリメネです。
カリメネは、北米・北アフリカ・ヨーロッパなど、世界各地の地層から採集されています。「カリメネ」という名前は「三日月」を意味し、その由来は三日月型(半円形)の頭鞍部(頭部)にあると考えられています。
また、カリメネの体は十数個の体節から構成されています。
カリメネの仲間は、よくエンロール姿勢(体を丸めたいわゆる防御姿勢)をとることが多いですが、こちらの個体は体をまっすぐに伸ばしています。
頭鞍部を正面から撮影した写真です。
裏面です。母岩は完全に除去されておらず、露頭からそのまま取り出したような、自然の趣が感じられる標本です。
背周りの計測は98ミリと非常に大きな個体です。北米産のカリメネは2〜3センチのものが多いですが、北アフリカ産には、このように立派な体躯を持つ個体も含まれます。
100円玉との比較です。モロッコのオルドビス紀の地層から採取された、立派な体躯を持つ三葉虫、カリメネです。
価格:
商品ID:tr1335
時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体カーブ計測9.8cm
商品説明:背周り98ミリの大型個体!モロッコのオルドビス紀の地層から採取された、立派な体躯を持つ三葉虫、カリメネ(Calymene)
この商品は売却済みです。
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