こちらは最初期の三葉虫の一つ、カンプロパラス(Cambropallas)です。本体部分が凹んでいることから、化石の裏側が保存されている、いわゆるネガティブ化石と思われます。
最初期の三葉虫の中には、かなり大きなものも含まれています。三葉虫は時代が進むにつれて、総じて小型化する傾向にあります。
初期の三葉虫は平板で、体節に柔軟性がないため、体を曲げることができませんでした。このため、体をまっすぐに伸ばした、大きな葉っぱのような形をしていました。
左右に大きく広がった非常に大きな頬棘が特徴的です。
ご覧のように、シンプルな体節と小さな尾板によって構成されています。
裏面です。
最厚部は約45ミリほどあります。
母岩を含めて287ミリほどあります。本体は直線で計測すると約23センチほどです。付属のスタンドを使用して展示する際は、安定のため、このように横向きにしてください。
100円玉との比較。最初期の三葉虫、カンプロパラスの大判標本です。
価格:
商品ID:tr1329
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体直線距離23cm×15.7cm 母岩含め全体28.7cm×20.8cm×厚4.6cm
商品説明:23センチ級!最初期の三葉虫、カンプロパラス(Cambropallas)の大判ネガティブ標本。スタンドに展示する際は、横向きで展示できます。
この商品は売却済みです。
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