こちらは米国ユタ州ウィーラー層より採集された最初期の三葉虫、エルラシア・キンギです。実はこちらの標本はピンブローチとして使えるように裏面に加工が施してあります。後ほどご紹介しますね。
エルラシア・キンギと言えば、この小判のような小さな形態でよく知られていますね。図鑑や教科書にもよく掲載されているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。カンブリア紀初期に繁栄した非常に原始的な特徴を持っています。シンプルで柔軟性のない体節に、小さな尾板、頬棘も小さく、平板な形をしています。この時代には、まだ三葉虫を積極的に捕食する生物は少なかったと考えられており、進化もあまり進んでいませんでした。
分離しやすい自由頬が残された上質な化石でもあります。
体節、尾板などほぼ完全な状態で保存されています。エルラシア・キンギの見本のような標本です。
裏面です。このようにピンブローチとして使えるように加工が施されています。ピンブローチは、衣服やバッグなどに取り付けてアクセントとしてお使いいただけるだけでなく、コーディネートに個性を加えるおしゃれなアイテムです。
左右23ミリほどあります。
100円玉との比較。状態の良いエルラシア・キンギをピンブローチに仕立てています。
価格:¥2,800
商品ID:tr1322
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Utah, U.S.A.
サイズ:本体2.3cm×1.7cm×厚0.2cm 金具含め全体2.3cm×1.7cm×厚1.5cm
商品説明:自由頬が保存された状態の良いエルラシア・キンギ(lrathia kingi)をあしらったピンブローチ
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