こちらは古生代カンブリア紀に生息していた、風変わりな三葉虫、ペロノプシスです。カンブリア紀中期に繁栄しその後姿を消した謎多き三葉虫です。
ご覧のように、ブーツの底、あるいはブローチに例えられる不思議な形をしています。尾部と頭部は大きく、それをつなぐ大切は数個しかない、極めて単純な形をしています。まだ三葉虫のシンボルともいえる眼を持ちません。
世界中で発見されることから一時期世界的に繁栄したと思われますが、カンブリア紀中期をすぎると、パタリと姿を消しました。その理由はよく分かっていません。あまりにも原始的な機能しか備わっていなかったことが関係しているのでしょうか。
やや明るい石色。米国ユタ州ミラード郡産です。ペロノプシスの代表的な産地の一つですが、採集される場所によって多少色が異なります。より一般的なグレイではなく、珍しい明るめのトーンの石色です。
側面から撮影。
本来はわずか6ミリです。ペロノプシスとして決して小さくはありません。そもそもペロノプシスは1センチに満たない個体が多く存在する、とても小さな三葉虫です。
母岩左右47ミリ。
100円玉との比較。カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシスの化石です。
価格:
商品ID:tr1222
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Millard County, Utah, U.S.A.
サイズ:本体0.6cm 母岩含め全体4.7cm×3.5cm×厚1cm
商品説明:カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石
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