くちばしから歯!?鳥のような翼!?当時はニセモノと騒がれた!
始祖鳥はハト程度の大きさです。現在10体見つかっている始祖鳥の一匹(一羽?)目は、1860年にドイツ・ゾルンホーフェンのジュラ紀の地層からみつかり、翌年大々的に発表された。
この年の2年前にダーウィンの種の起源が出版されたこともあって、非常に話題となった。
学名はアルカエオプテリクス(アーケオプテリクス)で、翼はあったものの、滑空のみだったか、自由に飛び回っていたかは論争中である。現在10体見つかっていて、すべてゾルンホーフェン近郊。
画像「始祖鳥」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
2004年化石のCTスキャンの結果、脳は恐竜よりも多く、その3分の1程度が視覚をつかさどる脳であった。これは飛ぶために必要な動体視力や空間把握力が備わっていたことを示す。
2005年のサイエンス誌に、「足の骨格から判断して、実は木の枝にとまれない。」というショッキングなデータが発表された。
画像「始祖鳥」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
直接の祖先ではないとされていて、始祖鳥の子孫は絶滅していると考えられています。
発見当時は価値がわからず、140マルクで売買されてしまいました。その後、20,000マルクで国が買い取り、この標本は「ベルリン標本」と呼ばれ、現在はフンボルト博物館にある。
1961年記載、ロンドン標本。 ロンドン自然史博物館(大英博物館)所蔵。
画像「始祖鳥」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
1993年記載、ミュンヘン標本。 現在ミュンヘン古生物博物館収蔵。
画像「始祖鳥」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
2005年記載、サーモポリス標本。長い間個人所有の標本であった。ワイオミング恐竜センターに寄贈。
画像「始祖鳥」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org