こちらは米国ユタ州のウィーラー層より採集されたとても上質なペロノプシスの化石です。アップで撮影すると、細部まで保存されていることが一目瞭然です。
ペロノプシスはカンブリア紀中期で世界各地の地層より採集される示準化石です。三葉虫の一種ですが、他の三葉虫と比較すると、全く別の生物に見えるほど、異質の存在です。
三葉虫のシンボル的部位である眼を持たず、体節もほとんど存在しません。また限られた時代にしか存在しないにもかかわらず、世界各地の地層から発見されるなど、不思議な生物です。
本体わずか7ミリほどしかありません。この個体が小さいのではなく、ペロノプシスは1センチに満たない個体がほとんどです。古生代カンブリア紀の三葉虫のなかには数十センチに達するものも少なくない中、その小ささが際立ちます。
こちらは裏面です。
母岩含め7センチほど。
100円玉との比較。保存状態の良いペロノプシスです。
価格:
商品ID:tr989
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Wheeler Formation, Millard County, Utah, U.S.A.
サイズ:本体0.7cm 母岩含め全体7.2cm×5.2cm×厚0.7cm
商品説明:保存状態良好!古生代カンブリア紀の不思議な三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石
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