こちらは超絶人気種と言って良い、モロッコ産の三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサスです。それに、リードプスが横に寄り添っている非常に面白い化石です。
ディクラヌルス・モンストローサスといえば三葉虫コレクター憧れの標本です。ヘビーコレクターなら一度は夢見た種ではないでしょうか。以前より明らかに個体数が減り、滅多に手に入りにくくなっています。
種小名にあるように、まさにモンスターのような奇々怪々なフォルムをしています。
この牛の角のような後ろに反り返った棘が最大の特徴です。
同時代に生きていたリードプスが今回は脇役として登場。
大きな頭鞍部がディクラヌルスの長い棘で抑えられています。面白い。
他のどの三葉虫とも似ていない、見ればすぐにそれと分かる、独特なフォルム。
変わったフォルムをしているリカス目のなかでも、とりわけ奇抜なフォルム。
この長い棘の数々は海底の柔らかい泥中に沈み込むのを防ぐ効果があったという説があります。
いかにもモンスターといった風貌。この姿に心を奪われたのは、三葉虫コレクターだけではありません。映画「プテメテウス(2012米)」に登場する、タコのような巨大な軟体生物「トリロバイト」は、ディクラヌルスからインスピレーションを得たそうです。ゆえに、トリロバイト(三葉虫)という名前が付けられたという経緯があるそうです。どうせならディクラヌルスと命名すれば良かったのに・・・、と個人的には思います。何にせよ、化石に興味がない人から見ても、この奇々怪々なフォルムはたまらない魅力があるようです。
横から撮影。
100円玉との比較。本体カーブ計測8センチ。ご覧のように非常に繊細なので、開封の際に、丁寧に取り扱ってください。
価格:
商品ID:tr899
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Atlas Mountains, Morocco
サイズ:本体カーブ計測8cm 母岩含め全体7.9cm×5.4cm×高5.6cm
商品説明:映画のキャラクターのモチーフにもなった、超絶人気種!モロッコ産三葉虫、ディクラヌルス(Dicranurus monstrosus)with リードプス
この商品は売却済みです。
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