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完全なボールと化した真ん丸の三葉虫、カリメネのパックマン標本/古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらはモロッコ産の三葉虫、フレキシカリメネ、あるいはディアカリメネのパックマン(エンロール姿勢をとった)化石です。


エンロール姿勢とは、このように全身を丸くして腹部を守る姿勢のこと。強靭な顎を持つ板皮類などの魚から身を守る姿勢ではないかという説があります。三葉虫は現世のどの生物とも似ていませんが、エビのような甲殻類が背中は硬いのに腹部は柔らかいのと同じように、腹部が弱点であった可能性はあります。背中の組織はこうして化石として保存されていますが、腹部、たとえば足やその付け根などの組織が保存されている化石というのは皆無に近い。このことからも腹は軟体で、天敵からすれば「美味しい」部位であったのかもしれませんね。


尾板が頭鞍部にあたるくらい、完全にボールとなっています。ダンゴムシのごとき完全なる防御姿勢。


こちらは頭鞍部。頭鞍部の形からディアカリメネやフレキシカリメネか見分けがつく可能性がありますが、今ひとつはっきりしません。


一気に収束する尾板。


この柔軟性。背中は化石として残るくらい十分に硬く、同時にエンロール姿勢を取れるくらい、大きな可動性があったことが分かります。


100円玉との比較。エンロール姿勢をとっていながらも、十分なサイズがある、ディアカリメネあるいはフレキシカリメネの標本です。

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価格

商品ID:tr879

時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)

産地:Morocco

サイズ:本体カーブ計測11cm

商品説明:完全なボールと化した真ん丸の三葉虫、カリメネのパックマン標本

この商品は売却済みです。

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