こちらはロシア産の三葉虫の王様、ホプロリカス・コニコツベルクラトゥス(Hoplolichas conicotuberculatus)です、
ホプロリカス・コニコツベルクラトゥス(Hoplolichas conicotuberculatus)は奇々怪々なフォルムの化石が多いリカス目(もく)に属しています。他に負けず劣らず、異様なほど突起物が多い、グロテスクな形状が最大の特徴です。
多数の棘と突起物に埋め尽くされていますが、ご注目いただきたいのは頭鞍部から二本突き出た棘と体節部のミドルセクションから後方に二本伸びた棘です。ホプロリカスには複数の種類がありますが、コニコツベルクラトゥス(conicotuberculatus)の特徴がこれらの点によく現れています。より複雑でグロテスクなフォルムをしていると言えるでしょう。
頭鞍部の保存状態。非常に良好であることがお分かりいただけるはずです。突起物も丁寧にクリーニングされています。
頭鞍部から大きく伸びたGenal spine。
体節中央から後方に伸びている2本の棘を後方から撮影しました。
眼にも突起物が付いています。天敵から守るためだったのでしょうか。
100円玉との比較。ロシア産の三葉虫の王様と評される、ホプロリカスの化石です。複数種のなかでもより複雑でグロテスクな印象のあるコニコツベルクラトゥス(Hoplolichas conicotuberculatus)です。
価格:
商品ID:tr793
時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
産地:Volkhov river, St. Petersburg , Russia
サイズ:本体カーブ計測5.5cm /母岩含め全体12.1cm×9.4cm×高4cm
商品説明:全身ブツブツ、身の毛がよだつフォルムが特徴、ロシア産三葉虫の王様と評されるホプロリカス・コニコツベルクラトゥス(Hoplolichas conicotuberculatus)の化石
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