こちらはEye-less三葉虫として知られるペロノプシス(Peronopsis sp.)です。米国ユタ州のカンブリア紀の地層から採集された品です。
三葉虫といえば生物のなかで早くから眼を獲得したことで知られていますが、ペロノプシスは例外です。冒頭で述べたように、Eye-less、つまり眼を持たない三葉虫として知られています。
ペロノプシスに似た三葉虫は他にはなく異質の存在と言えるでしょう。ペロノプシスは非常に小さく、体節もほとんど持っていません。またカンブリア紀の一時期にのみ棲息していました。
こちらは裏面です。
ペロノプシスはブーツのような形をしていると言われます。ブーツの底のようにもみえますし、ブーツを横から見たように見えなくもありませんね。
100円玉との比較。見逃してしまいそうなほど小さな標本ですが、ペロノプシスは概してこのくらいのサイズです。何から何まで風変わりな生物で、三葉虫の分類に加えるかどうか、議論があったほどです。
価格:
商品ID:tr731
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Millard County, Utah, U.S.A.
サイズ:本体0.4cm 母岩含め全体4.3cm×4.2cm×厚0.4cm
商品説明:ブーツの底のようなカンブリア紀の三葉虫、ぺロノプシス(Peronopsis sp.)。アメリカ産ユタ州産。
この商品は売却済みです。
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