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最終型アサフス、アサフス・プラウティニ・プラウティニ(Asaphus plautini plautini)。丁寧なクリーニングが施された教科書的標本/古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらはアサフス・プラウティニです。左右対称性の優れた良質品です。


アサフス属のなかでは比較的新しい種です。新型アサフスというとわかりやすいかもしれません。


アサフス・プラウティニには亜種の分類がなされています。こちらは代表種であるプラウティニ・プラウティニです。あらためて属から記述すると、Asaphus(属)plautini(種)plautini(亜種)となります。人間で同様の分類をしてみましょう。現代人の学名は、Homo(属)sapiens (種)sapiens (亜種)となります。現代人の祖神とされるヘルト人は、Homo(属)sapiens (種)idaltu (亜種)となります。通常の分類では種で打ち止めですが、それ以上に詳細に分類したい場合には亜種を用います。プラウティニ種には、非常に大型のものと通常サイズのものがあり、これを一つの種にまとめておくのは締りが悪いということで、plautini(亜種、通常サイズ)のほかpolyxenus(亜種、ラージサイズ)が存在します。こちらの標本は通常サイズの、plautini plautiniとなります。そういうわけで、2回、plautiniが続くのは誤植ではありません。


plautini plautiniは非常にシャープな印象で、plautini polyxenusと比較すると細身の体をしています。


体節のクリーニングも上々で、よく陰影が出ています。


尾板は若干丸みを帯びており、体節の幅とそれほど変わりはありません。


plautini plautiniは丸みを帯びていて、いかも防御姿勢をとりそうな体躯をしています。実際にそういった個体が多い印象です。こちらの個体はしっかり伸びたポーズ。


母岩を土台にして十分に安定します。



体節の境界を御覧ください。非常に丁寧な仕事が施されており、ディフィニションが際立ちます。


plautini種の目は短めです。最終的にロシア産のアサフスの目は短くなっていったのでしょう。


対面は平らにカットしてあります。三葉虫の展示に安定性は欠かせません。頭部がやや中空に浮いていますが、心配ご無用。重心は母岩の中央にあり、安定して展示できます。


100円玉。アサフスの最終型として知られるplautini plautiniです。丁寧なクリーニングが施されている模範的な良質標本です。

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価格

商品ID:tr715

時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)

産地:Volkhov river, St. Petersburg , Russia

サイズ:本体カーブ計測5.8cm 母岩含め全体8.4cm×5.5cm×厚2.9cm

商品説明:最終型アサフス、アサフス・プラウティニ・プラウティニ(Asaphus plautini plautini)。丁寧なクリーニングが施された教科書的標本

この商品は売却済みです。

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