こちらは帽子の鍔(つば)のような特殊な構造を持った三葉虫、ハルペスです。
ハルペスを特徴づける、大きな鍔。鍔には無数の孔があります。この孔からプランクトンなどを濾して捕食していたという説があります。
母岩を底部から撮影。ぽっかりと穴が空いた面白い形をしています。
底部から見ると、ややエンロール姿勢をとっていた印象を受けます。
こうしてみると、ハルペスの頭部は異様なほど大きい。他の三葉虫と比べても相当頭部が発達していることがわかります。
厚みは5センチあります。
頭部の縁部を巨大化し、エサを濾し取ることに特化して進化したのでしょうか。
頭部横から左右に伸びる棘(Genal spine)が異様なほど巨大化して後方を包み込んでいます。
100円玉との比較。帽子の鍔のような特殊な構造を持っている三葉虫、ハルペスです。
価格:
商品ID:tr698
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体直線距離4.4cm×2.7cm 母岩含め全体 9.6cm×8.8cm×高5cm
商品説明:巨大な頭部と特殊な縁部を持った不思議な三葉虫、ハルペス(Harpes sp.)
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