こちらはカンブリア紀の三葉虫、オレノイデスです。
オレノイデスをレア足らしめているのは、カナダのバージェル頁岩から採集されるという事実からでしょう。こちらの標本は米国ユタ州産です。
オレノイデスは初期の三葉虫らしく平板状ですが、頭部中央に大きなコブがあります。
大きなコブを接写。
オレノイデスの体節はシンプルで数も多くありません。通常は7つの関節を持っています。
尾板まで関節横からフリルが生えているのも特徴の一つです。
Marjum層(ユタ州)のきめの細かい母岩。そのほか前述のようにカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州に位置する、かの有名なバージェス頁岩からも採集されます。バージェス頁岩層はおよそ5億4200年前からおよそ1200万年の間に突如として生物の種類が爆発的に増加した、いわゆる”カンブリア爆発”で有名な地層です。
きっとこの個体もアノマロカリスやオパビニアなどの天敵と出会っていたことでしょう。
いかにもカンブリア紀の三葉虫といった風貌。
玉数の少ないオレノイデスの上質標本。
平置きでも存在感十分。
100円玉との比較。本体7センチ。オレイノデスとしては平均的なサイズです。
価格:
商品ID:tr652
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Marjum Formation, Utah, U.S.A.
サイズ:本体7.1cm 母岩含め全体14.6cm×11.8cm×厚4.5cm 1585g
商品説明:希少!米国ユタ州産三葉虫オレノイデス・ネヴァデンシス(Olenoides nevadensis)
この商品は売却済みです。
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