こちらは米国ユタ州、ハウスレンジ(House Range)のフィルモア累層で採集された三葉虫、イソテロイデス・ポラリス(Isoteloides polaris)です。
ご存知のようにイソテロイデス・ポラリスはマーケットではほとんど目にすることさえ無いと言ってよいほど希少な属種です。そもそもイソテロイデス属に属する三葉虫自体が大変希少です。
セファロン(頭部)右側が欠損していますが、それ以外の部位の殆どは残されています。
頭部を上から。左側の頭部から伸びる棘(genel spine)がI polarisの特徴の一つ。外縁部の鍔(つば)はイソテロイデス属に共通する特徴です。
セグメントについてはやや湾曲があるものの中央のリッジも立体的でなかなかのもの。
尾板は特筆すべき保存状態です。特に外縁部のフリルが素晴らしい。
25ミリある母岩。頑丈です。
セファロン右側を除けば、I polarisの特徴を十分に備えた上等品であることがお分かりいただけるはずです。
100円玉との比較。めったにマーケットに出てこない希少属種、Isoteloides polarisです。三葉虫のヘビーコレクターだけが楽しめる、マニアックながら価値の高い品です。
価格:
商品ID:tr649
時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
産地:Fillmore Formation, Utah, U.S.A.
サイズ:本体2.6cm×1.8cm 母岩含め全体8.3cm×7cm×厚2.5cm
商品説明:希少品、イソテロイデス・ポラリス(Isoteloides polaris)。三葉虫のヘビーコレクターだけが楽しめる、マニアックながら価値の高い品。
この商品は売却済みです。
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