こちらはチェコ産の三葉虫、コノコリフェ属です。
コノコリフェといえば、そう・・・、目無し三葉虫として知られています。こちらの個体も頭部に目らしきものが存在しないことがよく分かります。
平板型で体節が美しい。全体のフォルムから分かるように、かなり古いタイプの三葉虫です。およそ5億年以上前に棲息していたと考えられています。
コノコリフェは本標本のようにチェコ共和国を始めとして、フランスやスペインなどでも採集されます。レアな三葉虫です。
こちらは裏面です。
コノコリフェは細長い楕円形のフォルムを持っています。頭部が最も大きく尾にかけて徐々に小さくなっていきます。ミドルセクションで膨らむことがないのが特徴の一つです。
尾板まで残されています。
体節の保存状態はほぼパーフェクトと言って良いでしょう。
ご覧のように、一般的な三葉虫ではあるはずの目がありません。この個体の目が欠損したのではなく、最初から存在しない属なのです。
100円玉との比較。目のない三葉虫、コノコリフェの上質標本です。チェコ産。
価格:
商品ID:tr605
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Rejkovice, Czech Republic
サイズ:本体4cm / 母岩含め全体5.3cm×4.5cm×厚1.3cm
商品説明:アイレス三葉虫こと、コノコリフェ(Conocoriphe sulzeri)。チェコ産。
この商品は売却済みです。
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