三葉虫のヘビーコレクターに送る、希少標本シリーズ、こちらはエクティラエヌス・ペロヴェイリス(Ectillaenus perovalis)です。
欧州産の標本は比較的よく目にしますが、こちらはなんとモロッコ産!欧州産に比べて幅広です。オルドビス紀の三葉虫ということもあって比較的シンプルな構造をしています。
なんとネガポジ両方揃っています。こちらはネガ。殻を内側から眺めている状態です。
三葉虫は殻の内部に軟体部が収まっていたと考えられていますが、軟体部は化石として保存されません。
大きく盛り上がった頭鞍部のネガ部分。逆に深く彫り下がっています。
エクティレヌスはロシア産でおなじみのイレヌスの仲間です。大きな尾板は典型的な特徴の一つ。
改めてポジティブサイド(殻を表側空眺めている面)をご覧いただきましょう。イレヌスの仲間らしく三角形に近い頭部と丸みを帯びた大きな尾板が特徴的です。
また、このような非常に細い体節部もロシア産と酷似しています。産地は違えど確かに共通点が認められますね。
ネガティブサイドとポジティブサイドをあわせてみました。もともとは一つの母岩ですから、ご覧のようにぴったりと合います。
本体カーブ計測78ミリ。母岩両方合わせて3キログラムを超える、立派な標本です。
100円玉との比較。珍しいモロッコ産のエクティレヌスです。
価格:
商品ID:tr1119
時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)
産地:Ktaoua Formation, Morocco
サイズ:本体カーブ計測7.8cm 母岩含め全体(ネガポジ合わせて)19cm×18.5cm×厚8.5cm 3020g
商品説明:レアなモロッコ産!オルドビス紀の三葉虫イレヌスの仲間、エクティラエヌス(Ectillaenus perovalis)のネガポジ化石
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