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スーパーレア!トップクラスの希少性!モロッコ産三葉虫、フォウロニア(Foulonia)とアサフスとクアドラプル(4体)のマルチプレート化石。ジ・オールドコレクション/古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは、モロッコ・ザゴラはフェズアタ累層から採集されたフォウロニアとアサフス目に属する三葉虫とマルチプレート化石です。少なくとも4体の完全体が保存されている、めったに見られない逸品です。


手のひらと比較すると分かるように、非常に大きなプレートで、母岩含め23センチ以上あります。このクラスの標本となると市場ではあまり取引されません。コレクターの間を渡り歩いていきます。こちらの標本も2001年に国内に入って、それ以来国内のコレクターに大切に保存されてきたオールドコレクションです。21年ぶりにマーケットに登場しました。


こちらはフォウロニア(Foulonia)です。モロッコ産の三葉虫のなかでも、トップクラスに希少な三葉虫の一つで、滅多に市場には現れません。一見すると北米のセラウルスに似ているな、と感じた向きも多いのではないでしょうか。その直感、見事です。実はフォウロニア属は1985年に正式に記載されましたが、それまではセラウルス属として認識されていました。よく似ているものの、北米のセラウルスとは頭鞍部やフリルの形状、組み合わさり方など細かい点では微妙に異なっています。


豪華なことに極めて希少なフォウロニアが三体も同居するなか、それより少し下層にアサフスの仲間が居ます。


こちらをご覧ください。アサフスのほうが下層にいるのがお分かりでしょうか。基本的に層序が下のほうが古い地層になります。つまりアサフスのほうがより古い時代に生きていたと推察されます。といっても同じオルドビス紀の地層ですし、その違いはわずかだと思われます。化石の年代を知る手がかりについてはコラム「化石の年代を知る方法」をご一読ください。


そもそもモロッコ産のアサフス自体、数が少なくとても希少なのですが、更に希少といえるフォウロニアと同居しているのですから、興味が尽きません。


斜め45度から見ると、ますますセラウルスに見えてきますね。ちなみに、北米のセラウルスはこちらです。https://www.kaseki7.com/items_fossil/tr/691.html


全体的なフォルムは北米のセラウルスと酷似していますが、体節の細かさ、フリルの厚さ、頭鞍部の形状、頬棘の長さ、形状など部位ごとに比較していくと、大きな違いがあります。現在のモロッコはオルドビス紀には、ゴンドワナ大陸の一部でした。一方で北米はバルチカ大陸やロレンシア大陸の一部で、大きく離れています。もとは同じグループから派生し、地域ごとに独自の進化を遂げたと思われます。


こちらは裏面です。薄めの母岩ですが、丁寧に扱えば強度に問題はありません。


側面からご覧いただきましょう。各々、立体的にクリーニングされています。


各々、保存状態は良好で、全形がよく保存されています。


全体をご覧いただきましょう。上から掘り進めていったことがよく分かりますね。


100円玉との比較。モロッコ産の三葉虫のなかで、トップレベルに希少と言って良い標本です。オルドビス紀の標本はもともと少ないのですが、その中でもとりわけ希少なフォウロニアとアサフスが複数同居したマルチプレート化石です。しかも全形がよく保存されています。

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価格

商品ID:tr1107

時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)

産地:Fezouata Formation, Zagora, Morocco

サイズ:本体直線距離(大きい順から)8.3cm 7.1cm 5.5cm 5.3cm 母岩含め全体23.5cm×21cm×厚1.9cm

商品説明

この商品は売却済みです。

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