こちらはモロッコ産の三葉虫、スクテラムです。扇のような尾板が特徴的です。
スクテラムはその姿を見ればすぐに特定できるほどユニークな形をしています。節だった大きな尾板や左右に大きく伸びた体節など。
おそらく海底の泥中に潜ることを得意としていたのではないかと推察いたします。
頭部をのぞいて丸まった個体を見かけないことから、体節に柔軟性はなく、常にこのような平板状のポーズを取っていたのではないかと考えられます。
特徴的な尾板です。
側面から撮影。
頭部を正面から撮影しました。眼も小さく低い構造になっています。
こちらは裏面です。
本体カーブ計測45ミリ。スクテラムは種によって大小がありますが、こちらは平均的なサイズです。
100円玉との比較。モロッコ産のデボン紀の三葉虫、スクテラムの化石です。
価格:
商品ID:tr1094
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Erfoud, Morocco
サイズ:本体カーブ計測4.5cm 母岩含め全体7.5cm×6.7cm×高2.5cm
商品説明:尾が扇(おうぎ)のような形をした、モロッコ産のデボン紀の三葉虫、スクテラム(Scutellum)の化石
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