こちらはカナダ・コロンビア州産のカンブリア紀後期の三葉虫、ラビオストリア・ウェストローピです。ご覧のように平坦で薄い葉っぱのような形をしています。三葉虫の語源になってもおかしくないような、古型の三葉虫の典型的な特徴を備えています。
ラビオストリア・ウェストローピは個体数が決して大きくなく、写真でしか見たことがないという人も多いと思います。ラビオストリアについては、やや色が黒っぽい、より小型の標本が少なくありません。むしろそちらのほうが主流だと思いますが、この個体は35ミリの超えます。一般的なラビオストリアと比べると段違いの大きさです。ラベルでは種小名はウェストローピとなっていますので、区別なく、そのように記載しますが、今後の研究では別種として認定されることもあるかもしれません。それほど、こちらの個体は大きいです。
中央には立派な軸があり、体節からは細かなフリルが多数生えています。
裏面です。
側面から見ると、平坦であることが分かります。古生代カンブリア紀の三葉虫の多くはこうした平板状です。
サイズにご注目ください。非常に立派なラビオストリア・ウェストローピです。
100円玉との比較。付属のスタンドを使って展示。平置きとはまた印象が異なりますね。
価格:
商品ID:tr1089
時代:古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
産地:Cranbrook, British Columbia, Canada
サイズ:本体直線距離3.5cm 母岩含め全体7.8cm×5.7cm×厚1.8cm
商品説明:大きい、直線計測35ミリ!!カナダ産三葉虫ラビオストリア・ウェストローピ(Labiostria westropi)
この商品は売却済みです。
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