こちらは古生代デボン紀の、巨大な三葉虫、ドロトプス・メガロマニクスの化石です。以前はファコプス・アフリカヌスと呼ばれていた標本です。こちらは本体カーブ計測で、なんと188ミリに達する、極めて巨大な個体です。キングオブファコプスの名にふさわしい巨大な個体です。
大きな頭鞍部。ファコプス目に属する三葉虫のなかでも、飛び抜けて大きいドロトプス・メガロマニクス。大きい個体が多いのですが、こちらの標本はまさに特大。
隆起する体節部。一つひとつの部位が大きく、迫力があります。
こちらは尾板です。細かな突起が多数保存されています。
御覧ください!この堂々たる体躯!
左眼の複眼の保存状態は大変良好です。三葉虫は生物史のごく初期に眼を獲得した生物と考えられています。現世の虫の眼も複眼ですが、4億年も前から備わっていたのですね。
ド迫力の頭鞍部。メガロマニクスの頭鞍部は前方に突き出ています。
波打つ側面の体節部。
体節から尾板にかけてのセクション。体節の隆起部には細かな突起が保存されています。
一つひとつのレンズを確認できます。ルーペを用いて御覧ください。低倍率でも問題ありません。
本体カーブ計測で188ミリというド級のサイズを誇る、ドロトプス・メガロマニクスです。大きいと言われる、メガロマニクスですが、これほど大きな個体は非常にまれです。
100円玉との比較。あまりにも大きいため、平置きで展示することをおすすめします。
価格:
商品ID:tr1035
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体カーブ計測18.8cm 母岩含め全体16.6cm×13.3cm×高8.4cm
商品説明:これぞド級のサイズ!尋常ではない大きいを誇る、ファコプスの王様、ドロトプス・メガロマニクス(Drotops megalomanicus)の化石
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