こちらは三葉虫、ファコプスのエンロール(防御体勢)を取っている化石です。
一部外殻が剥けていますが、全形がよく保存されています。
ファコプス目の三葉虫に特徴的な複眼が保存されています。多数のレンズが備わっています。
右眼の保存状態も大変良好です。それにしても見事なエンロール体勢ですね。三葉虫の軟体部分は化石として保存されませんので、どのような構造だったのか、推測の域を出ませんが、現世のエビやシャコ同様、腹側に軟体部が露出していたとしたら、このような腹を隠す姿勢をとって身を守るのは合理性があります。
まるでボールのような姿。
現世のダンゴムシが体を丸くして身を守るのと同じ発想ですね。
側面からみるとこのような感じ。
背側からみるとこのような感じです。まさに鉄壁!
100円玉とほぼ同じ大きさです。
価格:
商品ID:tr1033
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:三葉虫本体カーブ計測8cm
商品説明:人気のパックマン!モロッコ産の三葉虫、ファコプス(Phacops)のパーフェクトなエンロール(防御)体勢
この商品は売却済みです。
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