こちらはモロッコ産のデボン紀の三葉虫、クロタロセファルス・ギブスです。いかつい体節と前方に突き出した大きな頭鞍部が特徴的な三葉虫です。
シンプルなクリーニングが施されたナチュラルな標本です。
頭部を斜めから撮影してみました。クロタロセファルスの眼は比較的小さく豆のようです。それに対して頭鞍部は大きく膨らんでいることが分かります。
フリルが側面に伸びた独特の体節。体を丸めた、いわゆるエンロール体勢を取ったクロタロセファルスはほぼ皆無なので、体節に柔軟性はそれほど無かったのではないかと推察されます。
頭鞍部から尾板まで保存されています。
右側面から撮影。
体節から尾板へのセクション。中央の軸は盛り上がっています。
こちらは裏面です。タガネ等で打突されたシンプルなクリーニングです。
本体カーブ計測で84ミリ。比較的大型の個体です。
100円玉との比較。モロッコ産のデボン紀の代表的な三葉虫の一つ、クロタロセファルス・ギブスの化石です。
価格:
商品ID:tr1014
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:本体カーブ計測8.4cm 母岩含め全体8cm×7.7cm×厚4.2cm
商品説明:コブのような頭鞍部が特徴的なデボン紀の海中生物、モロッコ産の三葉虫、クロタロセファルス・ギブス(Crotalocephalus gibbus)の化石
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