こちらはおよそ1千万年前に絶滅したイタチザメの仲間であるヘミプリスティス・セラの上質な歯化石です。
左右に鋭いセレーションを備えていて、欠損したところがありません。模式標本のような非常に状態の良いものです。
目の覚めるような素晴しい保存状態。
かなり薄めの歯化石です。
現世のイタチザメは、非常に危険なサメとして知られ、あのホホジロザメに次いで、人間への被害の多いサメです。こちらの歯の主もきっと同様に危険な存在だったに違いありません。事実、ヘミプリスティス・セラの歯化石が同時代に生きたジュゴンの仲間であるメタクシテリウムから発見されています。
ヘミプリスティス・セラがメタクシテリウムなどのジュゴンの骨から度々発見されることから、この生物が、ジュゴンをメインにハンティングしていたと考える学者もいるくらいです。
それにしても、見事なセレーションではありませんか!
100円玉を一回り大きくしたサイズ。中新世中期を生きた古代の危険なハンター、ヘミプリスティスの超の付く、上質歯化石です。
価格:
商品ID:sh126
時代:新生代(6600万年前 -- 現在)
産地:North Carolina,U.S.A.
サイズ:長い辺に沿ってカーブ計測3.3cm
商品説明:展示ケース付き。およそ1000万年前に絶滅した古代のイタチザメの仲間、ヘミプリスティス・セラ(Hemipristis Serra)の歯化石。中新世中期。
この商品は売却済みです。
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