非常に珍しい白亜紀のウニの化石です。新生代のものは目にする機会がありますが、白亜紀のものは希少です。二本木認定コレクション。
中央に大きく盛り上がっている部分がウニの化石です。
中央に大きく盛り上がっている部分がウニの化石です。ウニのトゲは化石となることはほとんどありません。トゲが脱落した表面のイボ状の組織を確認することができます。
ウニはこの硬い表皮のなかに、内臓を持っています。例えば、ウニを割った時、黄色い部分(人間が好んで食べる部分)がありますが、あれは生殖巣になります。
ウニの本体の全形。およそ5cm強。現世のウニとほぼ同じ大きさです。
こちらにひょっこりとダメシテスが。北海道アンモナイトを代表する種の一つ、このダメシテスの存在で、本標本は白亜紀の化石であることが分かります。したがって、同じ母岩に存在するウニも白亜紀に棲息していたものである可能性が非常に高いのです。アンモナイトは示準化石として使えます。コラム「示準化石と示相化石の覚え方」をご一読下さい。
マニアックですが、非常に興味深い、白亜紀のウニ化石です。示準化石のアンモナイト(種はダメシテス)と同棲しているところがポイントです。その点で価値の高い標本です。二本木認定コレクション。
価格:
商品ID:ot925
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:北海道 日本
サイズ:ウニ本体5.3cm 母岩含め全体12cm×9.8cm×9.5cm
商品説明:マニアックだが価値高い!アンモナイト(ダメシテス)と同棲している白亜紀のウニの化石。二本木認定コレクション。
白亜紀サントニアン期~カンパニアン期。
北海道 札子芦別川 滝ノ沢。
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる