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希少な原始クジラ「ドルドン」の前側の歯根付き歯化石/新生代(6600万年前 -- 現在) 化石セブンスマホ専用サイト


希少な原始クジラ「ドルドン」の歯化石です。ロングカーブ計測で7.5cm。


「槍のような歯」という意味のドルドン。まさに、この写真の印象の通りの名前がついた生物です。クジラというと、現世では、比較的おとなしいイメージがありますが、原始クジラはそうではありませんでした。このような歯を活かし、食物連鎖の頂点に存在していたと考えられています。


ドルドンの姿形は、本ページを下方にスクロールしていただくとイラストが掲載されていますので、御覧ください(説明はバシロサウルス)。クジラと言いながら、現世のクジラとは似ても似つかない形状をしています。むしろ、中生代白亜紀の海生爬虫類モササウルスに近いかもしれません。


歯の形状から言っても、クジラというより、モササウルスに近いかもしれません。中生代の終焉により、食物連鎖の頂点に居たモササウルスが絶滅ししばらくして、原始クジラが登場します。ドルドンは最大7-8mまで成長したと考えられています。現世のシャチと同等か一回り大きなサイズだったことでしょう。同じく原始クジラのうち最大級のサイズを誇るバシロサウルスは、なんと20m近くまで成長しました。


写真左側が歯根(歯茎に埋まっていた部分)、右側の色が濃い部分が歯冠(獲物をとらえた部分)です。ドルドンの歯化石としては平均的ですが、歯根を残している、という点で大変希少です。


モササウルスと全体形状では似ていますが、モササウルスは爬虫類であるのに対して、ドルドンは哺乳類です。哺乳類の特徴の一つとして、異歯性(いばせい)があります。異歯性とは、部位によって歯の形が異なるという特性のことです。つまり前歯と奥歯で歯の形が大きく異なる場合があるということです。今回の標本は前歯になります。奥歯はおにぎりのような三角形の歯冠を持っています。このような特徴は海生爬虫類にはありません。







古代に実在した恐ろしい捕食者。ドルドンの歯化石です。平均的なサイズですが、歯根が残っている希少な標本です。モササウルスの歯化石のオーナーの方には、新旧捕食者の歯化石の比較展示として楽しんでいただきたいと思います。

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価格

商品ID:ot835

時代:新生代(6600万年前 -- 現在)

産地:Morocco

サイズ:カーブ計測7.5cm

商品説明:希少な原始クジラ「ドルドン」の前側の歯根付き歯化石

この商品は売却済みです。

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