ウロコ、頭部の保存状態ともに、非常に良好なブラジル・セアラ産の魚化石「ヴィンクティフェル」
ネガポジともに揃った希少な標本です。ブラジル産の魚化石は現在では新たに発掘され、市場に流通することはありません。この標本は数十年前に日本国内で販売されていた希少な標本の一つです。
頭部はほぼ完全な形で残っています。ヴィンクティフェルは絶滅種で、現在のアミアの仲間と考えられています。アミアは獰猛な魚食性の魚です。危険な香りが、この頭部の化石からも感じられますね。
この縦長の分厚いウロコが特徴の一つ。
ウロコは細部まで明瞭に保存されています。
全長40cm。重量は2枚合わせて約5kg。
ネガポジともに、頭部の保存状態は大変良好です。こちらはネガ。ネガポジ化石とは、一体の化石が凹んだ側(ネガ)と膨らんだ側(ポジ)に別れた化石のことを指します。したがって、それぞれを合わせると一つの縦長のボールのような形状になります。これをノジュールと言います。ノジュールとなるのは、魚が死骸となったのちアンモニアが発生し、海水に含まれる炭酸カルシウムと反応し、死骸のまわりに集積するためです。
ノジュールの表側。化石が発見された当時は一つの細長いボールのような形をしていました。中央で割ると、ネガとポジの2枚の化石に分離します。
凶暴そうな顔つきをしているのが、化石からもはっきりと分かります。
おおよそ40cm。
頭部、ウロコともに素晴らしい保存状態を保った古代魚ヴィンクティフェルのネガポジ化石です。ポジ側の頭部の膨らみは圧巻です。ノジュール化石ゆえに、内部の保存状態は大変良好です。1億年以上前の絶滅古代魚を展示してみませんか。
価格:
商品ID:ot762
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Ceara, Brazil
サイズ:本体40cm 母岩含め全体40.5cm×11.5cm×厚8cm 5220g
商品説明:1億年以上前の絶滅古代魚ヴィンクティフェルの保存状態良好化石。
この商品は売却済みです。
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