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乳白色と茶色の中間色が芸術的な色合いを成す、シダ類の幹と思しき珪化木/中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


素晴らしい味わいを持ったマダガスカル産珪化木です。


表皮を残しながら薄く平板カットしたタイプで、珪化木のカット方法としては一般的なものです。


こちらは年輪が形成されていないことから、おそらくシダ植物の幹の化石ではないかと推察されます。シダ植物がこれほど巨大になるのか?と疑問に思われる方もいるでしょう。古生代石炭紀には、高さ30mに達する巨大なシダ植物(カラミテスなど)が実在していました。シダ植物はコケ類などにはなかった維管束を持っていますので、中央に管状のものがあっても不思議ではありません。


それにしても美しいグラデーションです。


なんとも言えない不思議な味わいですが、見れば見るほどその美しさにため息が出ます。写真ではわかりにくいのですが、非常に微細な模様が広がっています。


念のため、解説をしておきますと、珪化木でも年輪のあるものは存在します。古生代ペルム紀に入ると、裸子植物が台頭し始めます。裸子植物、たとえばマツには年輪が存在します。裸子植物が珪化木になった場合、年輪のある珪化木になるというわけです。


茶色と肌色が無限のグラデーションを持って複雑な模様を形成しています。


風格があります。


おおよそ2cm弱の厚みがあります。





植物が化石となる場合、2つの道があります。一つは石炭、もう一つは、写真の珪化木です。その違いとは、組織が炭素によって置換されると石炭、シリカ(珪酸塩鉱物)によって置換されると、珪化木になる、というわけです。赤い部分は、シリカではなく、アイアンリッチな環境に触れたためと推察されます。


おおよそ10cm四方です。厚みがあるので、存在感があります。







いかがだったでしょうか。三畳紀のシダ類と思しき植物の幹の化石です。珪化木といいます。肌色と茶色の中間色が程よくグラデーションをなし、芸術的な色合いに仕上がっています。化石コレクションとしてはもちろん、高級インテリアとしても人気があります。

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価格

商品ID:ot735

時代:中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前)

産地:Madagascar

サイズ:11cm×10.2cm×1.8cm

商品説明:乳白色と茶色の中間色が芸術的な色合いを成す、シダ類の幹と思しき珪化木

表面が美しくポリッシュされた、色彩豊かな標本です。

この商品は売却済みです。

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