こちらは南米ドミニカで採集された琥珀です。内部に虫の姿をご覧いただけますでしょうか。ドミニカ産の琥珀はおよそ3000万年前の樹木の樹脂に起源を持つとされています。
虫をアップで撮影。明らかに羽虫です。ぜひ高倍率のルーペを用いて御覧ください。その際には、コラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」もご一読ください。
さて、ドミニカ産琥珀といえば、ジュラシック・パークを思い出す人も多いのではないでしょうか。3000万年前の琥珀ということもあり、恐竜の血を吸った蚊を内包している可能性はゼロなのですが、ストーリーのモチーフとしては最高にエキサイティングでしたね。関連の話題としてコラム”映画「ジュラシック・ワールド」のように足らない部分のDNAを加えて、新種の恐竜を生み出すことは可能なのか?”もお時間があればぜひお読みください。
バルティックアンバー等に比べるとやや鮮明度にかけるのですが、触角や羽、足なども保存されています。
およそ14ミリほど。
100円玉との比較。およそ3000万年前の羽虫を内包したドミニカンアンバーです。
価格:
商品ID:ot3009
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Dominica
サイズ:1.4cm×1cm×厚0.8cm
商品説明:およそ3000万年前の羽虫を内包したドミニカ産琥珀(Amber)
この商品は売却済みです。
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