こちらはオーストラリア産のウミユリ、ジンバクリヌス・ボストックキ(Jimbacrinus bostocki)です。大きく特徴的なクラウンを持つ棘皮動物で、立体的な化石が見つかることで知られています。こちらの化石は写真左側のクラウンの一部がレジン等により修復が施されていることを確認済みです。その他、大部分はナチュラルです。
ジンバクリヌス・ボストックキはオーストラリア西部のGascoigne Wood Junctionより採集されるウミユリで、大きなクラウンと太い茎が特徴です。
基部まで長い茎を持っていますが、根本側はホースのようにくるっと巻いています。生息時は長く伸ばすことができたのではないかと推察されます。
茎には明確なくびれがあります。
レア標本でありますが、今回はリーズナブルなプライスにてご提供。
本来、このクラウンから長い触手が多数伸びていて、プランクトンなどを捕食していたものと考えられていますが、触手部分は保存されています。
ウミユリは古くは古生代初期、そして現世にも生息していることが確認されているウミユリ。生きている化石としても有名ですね。ちなみにこちらの化石は古生代ペルム紀の地層より採集されたものです。
ゼンマイの芽のような巻き方。本来は伸ばすことができたと思われますが堆積時に脱水により強く巻いたものと考えられます。面白いことにジンバクリヌス・ボストックキの化石はたいていこのように巻いています。
およそ77ミリ。
価格:
商品ID:ot3007
時代:古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)
産地:Gascoyne Junction, Western Australia
サイズ:7.7cm×3.3cm×3.2cm
商品説明:レア!オーストラリア産の立体的なウミユリ、ジンバクリヌス・ボストックキ(Jimbacrinus bostocki)
この商品は売却済みです。
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