こちらはおよそ8000万年前の海中に棲息していた、モササウルスの脊椎骨の化石です。ご覧のように非常に立派な標本で、最長部40センチもあります。重量は3405グラムと、圧倒的な存在感を誇ります。
椎体と各部起が保存されています。モササウルスは当時の食物連鎖の頂点に君臨する捕食者です。海生爬虫類が最も繁栄していたと言って良い白亜紀末期に棲息していた強大な生物で、アンモナイトをはじめ、あらゆるものを捕食していたと考えられています。海の生物史については、コラム「およそ5億年にわたる海の生物の歴史をCGで振り返る」を御覧ください。
繊細な突起を保護する目的で母岩は一部残されています。
なんと立派な椎体でしょう!
脊椎骨とは首から尾までつながる一連の骨の総称で、首は頚椎、胸は胸椎、腰は腰椎、尾は尾椎と呼ばれます。こちらの椎骨は棘突起が長いため、背骨を構成する一部だったのではないかと推察されます。
ご覧のように母岩に支えられているため、繊細な突起の扱いにも困りません。
海のティラノサウルスと評される、モササウルスの巨大な脊椎骨。
手にずっしりと伝わる3400グラムオーバーの標本。
こちらを下側にして展示すると安定します。
最厚部8センチ程度あります。
直線計測で40センチを超える大物です。
価格:
商品ID:ot2990
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Morocco
サイズ:母岩含め全体40.5cm×18.5cm×厚8.1cm 3405g
商品説明:40センチオーバー、3405グラム!海のティラノサウルスこと、白亜紀後期の頂点捕食者、モササウルス(Mosasaurus)の脊椎骨の化石
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