こちらは、新生代初期(暁新世、おおよそ6600万年前から5600万年前)のイチョウの葉の化石です。イチョウは街路樹として目にすることが多く、特徴的な扇状の葉を持つことで知られています。こちらの標本も同じ特徴が備わっています。
米国ノースダコタ州モートン群の位置する新生代の地層より採集されました。
裏側にもイチョウの葉化石も散見されます。中央やや上を御覧ください。葉だけでなく葉柄も保存されています。
葉柄をアップで撮影しました。6000万年前のイチョウも現世のそれとさほど変わりがないようです。
イチョウは極めて古い樹木の一つで、古生代ペルム紀には誕生していたことが分かっています。恐竜が大地に闊歩していた中生代ジュラ紀には、世界中に繁茂していたと考えられています。こちらのイチョウの葉は恐竜が絶滅した直後の時代の化石です。
価格:
商品ID:ot2984
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Ludlow Formation, Morton County, North Dakota, U.S.A.
サイズ:本体11.1cm 8.5cm 母岩含め全体22cm×18.4cm×最厚部2.5cm
商品説明:米国ノースダコタ州産、暁新世イチョウ葉(Ginkgo)化石の大判プレート標本
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる