こちらはブラジル産の白亜紀の絶滅古代魚、ラコレピスの化石です。
現世のカライワシに似た魚と考えられています。ノジュールに包まれていたため、立体的なフォルムが保存されています。遺骸から発せられたアンモニアが海水中の炭酸カルシウムと反応して固まり遺骸を包み込んだと考えられます。
ウロコやヒレなども確認できます。
ブラジル産の化石は1970年代以前に日本国内の百貨店などで販売されていました。現在ではブラジル国外に輸出されることはありませんので、現在マーケットに出回っているのは、数十年前に国内に入った標本です。
ラコレピスは流線型のフォルムをしていた回遊魚と考えられています。
ノジュールを外側から眺めてみました。
本体直線計測173ミリ、母岩含め187ミリです。
価格:
商品ID:ot2979
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Ceara, Brazil
サイズ:本体直線距離17.3cm 母岩含め全体18.7cm×4.8cm×厚4.8cm
商品説明:およそ1億年前の絶滅古代魚、ラコレピス(Rhacolepis buccalis)の化石。現世のカライワシの仲間
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