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圧巻のサイズ!先端から長い所をたどって29センチに達する、圧倒的な大きさを誇る白亜紀の亀、マチュロケリスの全身化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは中国遼寧省に位置する熱河層群から採集された亀、マチュロケリスの化石です。長年、日本国内のコレクターのもとで保存されてきた希少なオールドコレクションです。現在では熱河層群の化石は新たに手に入らないため、入手できるのは国内の標本に限られます。遼西省と記載があることから、中国建国以前に採集された、非常に古い標本と考えられます。この個体はマンチュロケリスの中でも特大と言って良い標本で、本体直線計測で25センチに達します。15センチの個体が多い中、群を抜いた大サイズと言えるでしょう。


紫外線照射によるテストでは、わずかに接着痕が認められる程度で全体として上質な保存状態を示しています。


大きく分厚い甲羅。この角度でみると平面的な見えますが、実物は相当立体的です。隆起という表現がぴったりの凸凹が見られます。


後肢と尾のセクション。


こうして首を横に倒していますが、マチュロケリスは現世の多くの亀と同様、首を内部に収めることができたと考えられています。亀には首を曲げて隠す曲頸類と内部にすっぽり収める潜頸類があります。マンチュロケリスは後者というのが現在の通説です。


まさに圧巻。写真ではその迫力を伝えきれません。ぜひ新オーナーの方にファーストインプレッションを伺いたいところです。


恥ずかしがるように首を甲羅の下に隠しています。


右前肢。熱河層は白亜紀の時代、淡水性の湖沼だったと考えられています。きっとマンチュロケリスも湖沼に棲息したのでしょう。


左前肢。


右後肢。


左後肢。


どうしてもこの隆起をご覧いただきたい、ということで、斜めから撮影してみました。


この角度ではどうか。今ひとつ伝えきれませんが、特に甲羅の部分の凹凸というかディティールは特筆すべきものがあります。


こちらは裏面です。本来の母岩を強化する目的で固められています。熱河層の岩質は層状になっていて極めが細かく脆いため、物理的な衝撃に弱い傾向にあります。そのための処置です。この標本は母岩だけで30センチ近くある一方で、薄めの母岩のため、強化する必要があったと思われます。


圧巻のサイズ!先端から長い所をたどって29センチに達する、圧倒的な大きさを誇る白亜紀の亀、マチュロケリスの全身化石です。


100円玉との比較。

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価格

商品ID:ot2827

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:中国、遼寧省 

サイズ:本体直線距離25.2cm×16.5cm(先端からカーブに沿って29.5cm) 母岩含め全体28cm×22.3cm×最厚部2cm 1071g

商品説明:圧巻のサイズ!先端から長い所をたどって29センチに達する、圧倒的な大きさを誇る白亜紀の亀、マチュロケリスの全身化石

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