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ジ・オールドコレクション!極めて希少な熱河省産の亀、マンチュロケリスの全身化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは中国遼寧省に位置する熱河層群から採集された亀の化石です。採集年代ははっきりしませんが、遼西省と記載があるため、中華人民共和国が建国宣言を行う前の時代のものではないかと推察されます。こちらは国内コレクターによる放出品であり、現在では入手が難しい貴重なオールドコレクションです。ご覧のように亀の全形がよく残存した美しい標本です。


熱河層群から亀の化石が採集されることは一般的な事実です。その多くがマンチュロケリスであり現在では3種が確認されています。亀には首を曲げて隠すもの(曲頸類)とまっすぐ隠すもの(潜頸類)とがありますが、マンチュロケリスは後者であったと考えられています。一般に目にする多くの亀は首をまっすぐ内部に収める潜頸類のため、マンチュロケリスは現世の亀とそれほど変わらない形をしていたのではないかと考えられています。


いかにも亀らしい長い首と三角形の頭部。亀は生物史のなかでも極めて特殊な爬虫類で、その起源も様々な説がありますが、一般に中生代のはじめころに発生し現在に至ると考えられています。


その特殊性を際立てているのが、この不思議な骨格です。胴体は骨でできた甲羅のなかに収納されていて、甲羅は背中側だけでなく腹側にも及びます。こちらの標本はいずれか片面の残存にとどまっているものと考えられます。


亀の甲羅は他の骨と独立していません。肋骨と融合していて、頭部はもちろん四肢も内部に収めることができます。


体の柔軟性を失う代わりに、外部からの攻撃を物理的に防ぐという方法を採っています。


長い尾。


裏面。


頭部から尾の先端にかけて6センチ強。幼体ではないかと推察されます。


マンチュロケリスが生息していた地域には、湖沼が点在していたため淡水性だったと考えられています。


厚みはおよそ8ミリ。


母岩とのバランスも良好。


100円玉との比較。遼寧省(今は存在しない遼西省時代)熱河省産の亀、マンチュロケリスの極めて上質な化石です。

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価格

商品ID:ot2585

時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

産地:中国、遼寧省 

サイズ:本体幅6.1cm×3.2cm(先端からカーブに沿って6.5cm) 母岩含め全体10.5cm×8.4cm×厚0.8cm

商品説明:ジ・オールドコレクション!極めて希少な熱河省産の亀、マンチュロケリスの全身化石

この商品は売却済みです。

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