こちらはおよそ4000万年前の針葉樹の樹脂がもととなっているバルト海産の琥珀です。
この標本の注目すべき点は、内部にアブ亜目に属するオドリバエが内包されていること。しかも、ご覧のように恐ろしいほど良好な保存状態を維持しています。
バルト海は現在は海ですが、この琥珀の起源となった針葉樹が生えていた頃は大森林地帯が広がっていたと考えられています。
それにしても鳥肌の立つ、極めて上質な保存状態を示すオドリバエです。
1センチ強の琥珀の中に潜んでいる・・・
この凄い世界。オドリバエは極めて短い触角持っており、琥珀に含まれていることは極めて稀です。まさにレア標本です。ぜひルーペで心躍る世界をのぞいてみてください。20倍以上の倍率を持つルーペを推奨いたします。コラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」をご参考に。
100円玉との比較。レアなオドリバエを含むバルト海産の琥珀です。
価格:
商品ID:ot2554
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Baltic Sea
サイズ:1.3cm×0.6cm×厚0.3cm
商品説明:ベリーレア!オドリバエが閉じ込められたバルト海産の琥珀(Amber)
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる