こちらは米国アイオワ州産の、驚くべき保存状態を示す、レピドデンドロンです。レピドデンドロンという名前を聞いて、ピンと来る人はれっきとした化石マニア。リンボクの名で知られる樹皮の化石です。リンボクは鱗木、ウロコの木と書きます。その名の通り、魚類あるいは爬虫類の鱗のような樹皮をしています。こちらの化石の保存状態は驚異的と言って良いでしょう。
御覧ください。この立体感、この美しさ。レピドデンドロンの標本はさまざまありますが、弊社で取り扱った中でも、圧倒的な保存状態。これを超えるコレクションはそうはないでしょう。それもそのはず、これは、国内の博物館の収蔵品だったものです。レピドデンドロンをお探しだった方はもちろんのこと、そうではない人でも、この機会にぜひご検討いただきたい、素晴らしい一級標本です。
リンボクというと、古生代石炭紀に繁栄した巨木というイメージを持つ人も多いでしょう。19世紀の産業革命を支えた石炭の原料となった樹木の一つでもあります。詳しくは、コラム「産業革命の原動力となったのは石炭紀に大発展したあの植物」を御覧ください。
リンボクは樹高40メートルに達したとされる巨木でした。鱗のような樹皮を持つ巨木。想像するだけでロマンあふれる光景です。
こちらは裏面です。ほぼ平らで安定しています。
樹皮が側面に張り付くように保存されています。
この保存状態は圧巻。ナチュラルでディティールも完全に保存されています。
幾層にも折り重なるように発達していたことが分かります。これが石炭紀の樹皮の化石なのだから、驚くほかありません。
100円玉との比較。樹皮を上側にして展示。国内の公的博物館の収蔵品だった、極めて上質なレピドデンドロンの化石です。
価格:
商品ID:ot2465
時代:古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前)
産地:Iowa,U.S.A
サイズ:22.8cm×11cm×厚3.5cm 710g
商品説明:これは凄い!驚くべき保存状態、国内の公的博物館の収蔵品だった、極めて上質なレピドデンドロン(Lepidodendron)の樹皮化石。米国アイオワ州産
この商品は売却済みです。
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