こちらは鉱物、カーネリアンです。和名は紅玉髄(べにぎょくずい)。石英結晶のバリエーションの一つで、赤が効果的に混ざっているのが特徴です。石英といってもアメシストやシトリンなどと異なり、微細な結晶を形成しています。潜晶質と言います。
卵型のカボションの仕上げられています。赤一色ではなく濃淡があります。
カーネリアンの赤はとらえどころがありません。見る角度によって濃かったり薄かったり。血液のように黒っぽい赤もあれば、桜色のように見えるところもあります。
カーネリアンを血のように赤いと表現することがありますが、あながち間違っていません。カーネリアンが赤く見えるのは鉄分が含まれているからで、その点では血液と共通しています。
無機質のはずのカーネリアンですが、どこか有機的な味わいを感じるのは私だけでしょうか。カーネリアンの名はラテン語で「肉」を意味にするcanisに由来すると言われています。
100円玉との比較。見ているだけで活力が湧いてきそうな濃い赤を呈するカーネリアンです。
価格:
商品ID:ot2453
時代:Unknown
産地:Madagascar
サイズ:5.2cm×4.1cm×4.1cm 122g
商品説明:見ているだけで活力が湧いてきそうな濃い赤を呈するカーネリアン、紅玉髄(Carnelian)のカボション
この商品は売却済みです。
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