こちらはマダガスカル産のコーパルです。コーパルとは木の樹脂が化石になったものです。琥珀と同類ですが、琥珀より、若い化石を指します。コーパルは、周辺の虫や内包物を巻き込んで化石になることがあります。こちらの化石はまさにその好例です。
マダガスカル産のコーパルはよくこのような伸びた長いフォルムになります。もとは樹木の樹脂で可塑性があったことが化石からも感じられますね。
この標本の特徴はなんといっても、バラエティに富んだ内包物です。長い足を持った羽虫。
その他、数え切れないほどの様々な虫が内包されています。樹液に群がっていたところが、そのまま化石になったようです。
コーパルや琥珀の撮影にはぜひルーペをご利用ください。ルーペの選び方についてコラムにしていますので、こちらもご覧ください。コラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」。およそ20倍以上の拡大鏡を用いると、このような世界をのぞくことができます。
長さ14センチの非常に長いコーパルです。
透明度も抜群で光をあてると輝きます。
悠久の時を経て現在にたどり着いた虫たち。タイムスリップしてきたようですね。
琥珀に守られることで、恐ろしいほどの保存状態を維持できます。
直径14センチに達する立派なマダガスカル産のコーパルです。多数の虫が内包された見どころ満載の化石です。
価格:
商品ID:ot2447
時代:新生代第四紀(260万年前 -- 現在)
産地:Madagascar
サイズ:14cm×2cm×厚1.1cm
商品説明:見どころ満載!14センチ、ロングサイズ!翅虫、甲虫多数内包!マダガスカル産の虫入りコーパル(Copal)
この商品は売却済みです。
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