こちらはマダガスカル産のコーパルです。コーパルとは針葉樹の樹脂が化石化したものです。琥珀より年代の若いものを一般にコーパルと言います。こちらのコーパルは、当時生きていた虫がそのまま取り込まれています。
縦11センチもある特大のコーパルです。
非常に透明度が高く、肉眼でもはっきりと虫のシルエットが見えます。
ルーペで拡大してみました。羽の脈まで見えます。コーパルに取り込まれなければ、化石として残りさえしなかったでしょう。化石を観察するときにはルーペ(虫眼鏡、あるいは拡大鏡)があると便利です。選び方をコラムにしましたので、「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
透明度が抜群で、非常に美しいコーパルです。
マダガスカル産のコーパルに特徴的なやや薄めのイエロー。
羽のあるアリ、ないアリ、羽虫など様々な虫が内包されています。甘い樹脂の匂いにおびき寄せられ、そのまま取り込まれてしまったのだと思われます。
100円玉との比較。特大のマダガスカル産のコーパルです。ナチュラルなフォルムに透明度抜群の基質。そこに浮かぶ虫のシルエットなど、見どころ満載の化石です。
価格:
商品ID:ot2440
時代:新生代第四紀(260万年前 -- 現在)
産地:Madagascar
サイズ:11.1cm×5.3cm×厚1.9cm
商品説明:特大のマダガスカル産のコーパル(Copal)。ナチュラルなフォルムに透明度抜群の基質。そこに浮かぶ虫のシルエットなど、見どころ満載の化石
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