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ヘビーコレクターほどその価値が分かるはず、グリーンっぽいブラウンを含む、宝石になった樹木の幹、珪化木(Petrified wood)/中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらはマダガスカル産の珪化木です。マダガスカルといえばアンモナイトの世界的な産地として知られていますが、珪化木の産地としても実に優秀で、ミドルサイズの美しい化石を多産します。


こちらの化石の注目ポイントは、色です。よく見るとグリーンを含んでいるのがお分かりでしょう。グリーンはたしかに地味ではあるのですが、見れば見るほどその味わいに引き込まれていく不思議な色です。


そもそも化石ではあまり見かけない色で、長く化石を楽しんでいる人ほど、その小さな変化に気づくはずです。


緑っぽい色を見ると、しばらくじっと観察してしまいます。


珪化木とは木の幹が化石になったものです。木が化石になると大半は、石炭になります。石炭と珪化木の違いとは何か?端的に言えば、珪酸塩鉱物の量の違いです。その量が多ければ珪化木に、少ない或いは全くなければ石炭になります。石炭は文字通り炭素の塊です。珪酸塩鉱物の代表格といえば石英、石英といえばアメシストやシトリンなどに代表されるように宝石です。つまり樹木が宝石化したものが珪化木と言えます。珪化木の「珪」は珪酸塩鉱物の「珪」です。「珪」は宝石などの意味もあります。


こちらは裏面です。ラフにカットされていて研磨まではされていません。


珪化木が樹木の幹の化石であることを感じさせてくれる一枚。


直径およそ10センチ強。ちなみに、こちらの樹木はモンキーパズルという樹木だと考えられています。現世ではほとんどみることができないモンキーパズル。恐竜が誕生する直前の中生代三畳紀には、きっと青々と群生していたに違いありません。皆さんはモンキーパズルという名前はご存でしょうか?正式名(属種名)は、アラウカリア・アラウカナと言います。少し植物の進化を勉強したことがある人なら、正式名のほうがピンと来るかもしれませんね。現世でも南米で少し見られ、樹高40メートルまで成長した高木です。


100円玉との比較。一部グリーンを呈する珍しい珪化木です。

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価格

商品ID:ot2437

時代:中生代三畳紀(2億5100万 -- 1億9500万年前)

産地:Madagascar

サイズ:10.4cm×8.4cm×厚0.9cm

商品説明:ヘビーコレクターほどその価値が分かるはず、グリーンっぽいブラウンを含む、宝石になった樹木の幹、珪化木(Petrified wood)

この商品は売却済みです。

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