最大部計測59ミリという大サイズのバルト海産の琥珀です。
非常に透明度が高く、むこうを見通すことができます。内部には植物片などが内包されています。
冒頭で述べましたように、最大部計測59ミリのビッグサイズの琥珀です。
後方よりライトを当ててみました。透明度の高い基質がレモンイエローに輝きます。ご注目いただきたいのは、バルティックアンバーに特有の「星状毛」と呼ばれる毛のような塊がいろいろな箇所で確認できる点です。星状毛はミズナラやオークの木の雄花の化石と考えられています。すべてのバルティックアンバーに、この星状毛が含まれるわけではありません。星状毛が含まれるのは、春から夏にかけて流れ出た樹脂が起源であると推察されます。
ここまではっきりと星状毛が確認できるバルティックアンバーは珍しい。バルティックアンバーのメインの部分は、マツ科の樹脂だと考えられています。一方で、星状毛はミズナラやオークは広葉樹の雄花であることから、当時のバルト海周辺地域は、針葉樹とともに広葉樹林も生えていたと考えられます。
植物片が内包されています。
星状毛と思しき物体が多数含まれています。
長いドロップ状に研磨されています。
厚さはおよそ7ミリ。
100円玉との比較。およそ4000万年前の針葉樹の樹脂に期限を持つバルティックアンバーです。ミズナラやオークの雄花の化石である星状毛を多数含んでいます。
価格:
商品ID:ot2396
時代:新生代(6600万年前 -- 現在)
産地:Baltic Sea
サイズ:5.9cm×2cm×厚0.7cm
商品説明:ビッグサイズ!ミズナラやオークの雄花の化石である「星状毛」を多数内包したバルト海産琥珀(Amber)
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる