こちらは米国オレゴン州産のコプロライトです。コプロライトとは、糞の化石のことです。
骨のようにその生物の遺骸はもちろん化石ですが、このように生物の痕跡も化石となります。このページ(https://www.kaseki7.com/kaseki.html)に3種類の化石について解説していますので、ぜひご一読ください。
ディティールもよく保存されています。カチコチで完全に石化しています。もちろん匂いはありません。
糞化石は、ユーモアで「運がつく」として縁起物として捉える人がいます。「うん」違いですね。
この糞化石の主(あるじ)についてはよくわかっていません。糞は通常、化石として残りにくいため、相当程度、化石になりやすい環境であった可能性があり、おそらくは水中の滞留が悪い、酸素が行き届きにくい環境であったことが推察されます。また、ある程度の体躯を持つことが考えられることから、カメなどが考えられませんが、詳しく同定することは難しいでしょう。
100円玉との比較。米国オレゴン州産の糞化石、コプロライトです。
価格:
商品ID:ot2351
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Oregon,U.S.A.
サイズ:6cm×1.7cm×1.6cm
商品説明:運が付く!?ディティールが非常によく保存された、米国オレゴン州産の糞化石、コプロライト(Coprolite)
この商品は売却済みです。
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