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サイズ良し、状態良し！パラサイト隕石にご興味のある方におすすめしたい上質品、ケニヤ産パラサイト隕石（本体防錆処理済み）/Unknown 化石セブンスマホ専用サイト

こちらは隕石コレクターに大変人気を博している、ケニア産のパラサイト隕石です。パラサイト隕石とは、石鉄隕石の一種で、写真のように、黄金色のかんらん石と鉄ニッケル合金がほぼ半々の割合で混じり合った隕石のことです。その美しさは他の隕石と比べても、格別で、世界で最も美しい隕石と評されることも。

パラサイト隕石は世界のいくつかの地域で採集されますが、２０１６年に新たに発見されたケニアンパラサイトの特徴は、かんらん石の透明度が高く、非常に美しい黄金色を呈するところです。ライトを後ろから照射すると、ご覧のような煌々と輝きだします。ライト照射時とそうでない時の変化が実にダイナミックなのです。ぜひ後方よりライトをあてて展示することをおすすめいたします。

この黄金色！かんらん石の保存状態が極めて良好であることを意味します。すべての産地のパラサイト隕石がこのようなわけではありません。

表面は薄くコーティングが施されています。鉄ニッケルが錆びないように工夫されています。いわゆる防錆処理ですね。

本体長いところで９センチ。立派なパラサイト隕石です。

この写真は光を強く当てていません。

光を当てると、生き物ののように煌々と輝きだします。

太陽光に翳すとご覧の輝き。さて、パラサイト隕石はどこからやってきたのでしょう。現在の説では、火星と木星の間に存在する小惑星がたくさん集まっている軌道、いわゆる小惑星ベルトから飛び出してきたと考えられています。飛び出してきたといっても、非常に古い時代のことで、類人猿が地球上に誕生していたのかどうかさえ分からないほど。ちなみに、６６００万年前にユカタン半島に落下した、あの巨大隕石は、衝突する時の、１億年以上前に小惑星帯を発進していたと推定されています。恐竜を滅ぼしたあの隕石は、恐竜が誕生して間もない頃に、すでに発進していたことになります。何とも、スケールの大きな話ですが、隕石をコレクションする楽しみは、こういったサイドストーリーにもありますね。